カクトウギのテーマ(坂本龍一&ザ・カクトウギ・セッション)のギター・ソロ

 今回は、1979年6月21日にCBS/ソニー(当時)よりリリースされた坂本龍一&ザ・カクトウギ・セッションのアルバム『サマー・ナーブス(Summer Nerves)」にA面の最後に収録された「カクトウギのテーマ(Theme For "KAKUTOUGI")」のギター・ソロ部分をYouTubeにて譜例動画をアップした事に伴い、その解説を縷々述べて行こうかと思います。

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正確無比な大村憲司のクォーター・トーン(四分音)

 嘗てはYMOのライヴ・サポート・メンバーも務めた大村憲司。氏が急逝されて久しく今や多くの年月が経過した事をあらためて実感するのでありますが、YMOという括りで見る事など無くとも氏はエレキ・ギターの世界に於て常日頃からその名を轟かす偉大なギタリストの1人であった事は間違いないでしょう。メカニカルなフレーズよりもイナタいフレーズを好む人達からは特に評価が高かった人物だったかと思います。

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Disposable Love(使いすてハート) / 高橋幸宏 楽曲解説

 本記事は、1982年6月にリリースされた高橋幸宏の3枚目のソロ・アルバム『What, Me Worry?(邦題:ボク、大丈夫)』に収録の「Disposable Love(邦題:使いすてハート)」の楽曲解説とする物であり、併せて私のYouTubeチャンネルにて本曲の譜例動画をアップした事による物です。

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何某かの歴時に当て嵌まる装飾音の一例

 扨て今回は、1994年発売のスウィング・アウト・シスター(以下SOS)のアルバム『The Living Return』に収録される「Low Down Dirty Business」という楽曲を例に、表題に見られる《装飾音》やそれに付随する話題を語って行く事に。

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ローファイ・サウンドへの回帰が見られる昨今(2024)

 今回は、90年代に流行ったローファイ・サウンドが再び脚光を浴びて来ている様なので、特にドラムなどの音は非常に能く使用されていた事を振り返り乍らあらためてローファイ・サウンドの音作りのアプローチについて語って行こうと思います。

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YMOの「Epilogue」に用いられる微分音について

 Yellow Magic Orchestra(以下YMO)のアルバム『Technodelic』収録の「Epilogue」に用いられる微分音について語ろうかと思うのですが、本曲は坂本龍一作曲によるもので、恐らく「Prologue」や「Epilogue」は坂本本人以外の関与はほぼ無いのではなかろうかと思われる様な、アルバム収録の中でも一際孤立感を漂わせている楽曲でもあります。

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突発性難聴になって判った事

 扨て、2024年も立春に差し掛かる時に、私の耳は突如「突発性難聴」となってしまいました。これにより音楽制作が思う様に捗らない状況に陥っている訳ですが、多くの場合ストレスや疲労が原因となっているケースが多いとの事です。 《そういや睡眠が浅かった事が続いたな》 と想起し乍らも、ニュースでは能くミュージシャンが突発性難聴になって予定コンサートをキャンセルだとかの報道はあっても、症状がどう…

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