それにしてもハラハラドキドキのバーレーン戦でした。まさか最後の最後で2失点食らうとは・・・。中村憲剛の3点目が無かったらと思うとホントに冷や汗モノです。
2点リードして後は流してカウンター気味に行けばイイだろ、という思いがあったかもしれません。3点目が入る前のクロスバー直撃2連発とか(笑)。
とはいえ私が危惧するのは失点シーンばかりではなく、前半19分42秒〜20分00秒までのシーン。録画されていた方は是非確認してもらいたいですな。
相手GKからの放り込み、一旦中澤がヘッドでクリア。またそれから競り合いになるものの、放り込まれたので日本のDF陣は一気にラインを下げているんですな。事もあろうに内田もサイド上がり気味で、逆サイの阿部が引いて3バックのようにして対処しています。
しかし、ボランチの遠藤と長谷部の連携がどうも攻撃主体。しかもボランチのどちらか一人でも下げてしまったDF陣との間をケアするワケでもなく、ふたりとも狭い局面でボールを囲い込もうとするだけで日本のDFラインとの間にポッカリスペースを作る、と。
ココでバーレンのFWのひとりが下がってボールをサポートしに行きます。クサビとなって。そこで引いてきたFWとバーレーンの中盤とスクリーンプレーされて、遠藤と長谷部は置き去りにされる、と。
こういうシーン。散々先のウルグアイ戦でも見られましたね。ウルグアイはスクリーンに入る際、FW1枚と中盤からの2枚のスクリーンを仕掛けていたワケですが、これにて一気に裏突かれて…