ロンドン五輪 なでしこの予選リーグについて

 今朝方、私はあるツイートに対して激高していたのでありましたが、タイムラインを汚すのもアレなのでこうしてブログで思いを語ることに(笑)。写真は、嘗て故長沼名誉会長と川淵元会長のチェアマン時代から頂いた手紙で今でも私の宝であります。記者の方からすれば日常的なお付き合いなのかもしれませんが、私はサッカーを含めスポーツを近視眼的な視点では観ていないというコトだけはお判りいただけたら幸いです。

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やっぱり不安な守備組織 〜岡田ジャパンW杯最終予選バーレーン戦〜

それにしてもハラハラドキドキのバーレーン戦でした。まさか最後の最後で2失点食らうとは・・・。中村憲剛の3点目が無かったらと思うとホントに冷や汗モノです。 2点リードして後は流してカウンター気味に行けばイイだろ、という思いがあったかもしれません。3点目が入る前のクロスバー直撃2連発とか(笑)。 とはいえ私が危惧するのは失点シーンばかりではなく、前半19分42秒〜20分00秒までのシーン。録画されていた方は是非確認してもらいたいですな。 相手GKからの放り込み、一旦中澤がヘッドでクリア。またそれから競り合いになるものの、放り込まれたので日本のDF陣は一気にラインを下げているんですな。事もあろうに内田もサイド上がり気味で、逆サイの阿部が引いて3バックのようにして対処しています。 しかし、ボランチの遠藤と長谷部の連携がどうも攻撃主体。しかもボランチのどちらか一人でも下げてしまったDF陣との間をケアするワケでもなく、ふたりとも狭い局面でボールを囲い込もうとするだけで日本のDFラインとの間にポッカリスペースを作る、と。 ココでバーレンのFWのひとりが下がってボールをサポートしに行きます。クサビとなって。そこで引いてきたFWとバーレーンの中盤とスクリーンプレーされて、遠藤と長谷部は置き去りにされる、と。 こういうシーン。散々先のウルグアイ戦でも見られましたね。ウルグアイはスクリーンに入る際、FW1枚と中盤からの2枚のスクリーンを仕掛けていたワケですが、これにて一気に裏突かれて…

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左近治と日本サッカー

ウルグアイ戦。実にいとも簡単にヤラれちゃいましたね。守勢の時のマンツーマンを手玉に取られて、ゾーンで対応していいのかどうかもアタフタして耐えきれずに3失点。W杯予選前のスカウティング対策でやっているのかと思いたい左近治ですが、こんな状況じゃあ岡田ジャパン近々ヤバイですな。 ウルグアイのトップ2枚は前線張り付きで、日本のDFラインの駆け引きをしつつ、そこにウルグアイのトップ下がクサビ役になります。トップ下はトップのどちらかとボールの出し手からの方角と巧いこと縦の関係(フィールド上では斜めであっても)を作ります。んで、トップ下に日本のボランチを張り付かせてボールキープをしたら、その時ウルグアイの守備的な中盤2枚が前線にダッシュ。ボールキープしているトップ下は下がって、互いに前後関係を入れ替えます。この時点で中盤のトライアングルは真逆になり、日本のDFラインからすればいきなり数的有利を作られることになります。さらに日本のDFラインがラインを上げられぬまま、位置関係の変わった中盤2枚とトップと入れ替わったり、さらには縦の関係作られたり、引いたトップ下がもう一度加勢して仕掛けたり、とやられ放題(笑)。 マンツーマンディフェンスはオシム政権時代においても遂行していたことですが、相手の入れ替えにはきちんと対応していたように思うんですな。高木がフォアチェックの役割をさせていたのでしょうが、あまりにも連携が整っていないのか、阿部がサポートして引いた所をことごとく突かれてやられた、と。私の見る限りではその…

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2007年アジア杯は1次リーグ敗退でもおかしくなかった

え~、辛辣ながらも観るべきところは観ているつもりですよ、と(笑)。んじゃまあ、次の通り(笑)。 韓国はですね、今やJリーグでも多数活躍している選手が多い中で、昔のように反日的な感情を剥き出しにする選手が少なくなった中で、トルシエ時代から怒りをあらわに挑発する李天秀(イ・チョンス)は、10年ほど前のチェ・ヨンスを受け継いでいるような感じです(笑)。 何度韓国とやっても全く歯の立たない時代(80年代)、都並選手は嫌韓感情やプライドなどかなぐり捨て、韓国選手の滞在するホテルの部屋を訪れ酒を飲み合い迎合されたそうです。 いつから日本は強くなったのか!? ホン・ミョンボが現役時代、少なくとも90年代はホン・ミョンボが出場する試合で、彼がケガや警告で退場した以外で日本が勝った試合は、私の知る限り1度しかありません。 その後のトルシエ時代の五輪代表(フル代表よりも強い五輪代表と言われてましたね)で韓国をチンチンにしたこともありましたが、両者は拮抗した試合が殆どなのです。 まあ、韓国からしてみれば以前の弱かった日本がここまでになってしまったという驚きの声がいまだに多いわけですよ。 今日のゲームでも、やはり遠藤と中村俊輔。これに尽きますね。 サウジ戦と比較しての違いとして心がけていたのは、この2人の距離を縮めていることくらいのもの(笑)。この二人は公私共に仲の良い二人であるのですが、この二人が持つ足技がどうにもこうにもオシムサッカーの成長を阻害させてしまっ…

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