"たわごと♪"の記事一覧

突発性難聴になって判った事

 扨て、2024年も立春に差し掛かる時に、私の耳は突如「突発性難聴」となってしまいました。これにより音楽制作が思う様に捗らない状況に陥っている訳ですが、多くの場合ストレスや疲労が原因となっているケースが多いとの事です。 《そういや睡眠が浅かった事が続いたな》 と想起し乍らも、ニュースでは能くミュージシャンが突発性難聴になって…

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転調への正しい理解

 短調という世界観が齎す情緒や性格とやらは長音階と比較しても實に柔軟で多様です。ごく普通に知られている短音階は自然短音階(=ナチュラル・マイナー・スケール)、和声的短音階(=ハーモニック・マイナー・スケール)、旋律的短音階(=メロディック・マイナー・スケール)と、3種類存在しております。随分とまあ贅沢なモノですね(笑)。

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木を見て森を見ず

 前回のデモ曲に於いて、最初の4小節に注力したと述べている事について今回はスポットライトを当てる事にしますが、「注力」という言葉の意味についてあらためて述べますと、その注力というのは自己顕示欲のアピールという側面とは全くの別物で、ポピュラー音楽の類では通常用いないであろうというコード進行の形式を忍ばせたモノでありまして、そうした部分をも…

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White Day

チョコレートのお返しするのもかなり縁遠くなってしまった左近治(笑)。そうです。本日3月14日はホワイト・デーなんですな。

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混乱を避けるために

とりあえず今回は、これまでのブログで語ってきた事において混乱を招かないために改めて注釈を付けておかなくてはならないかな、と思うワケですが、早い話が「ハイブリッド・コードの解釈が違うのではないか?」という類のご指摘というものがあったので、それについて説明しておこうかな、と。 例えば、濱瀬元彦の「ブルーノートと調性」の159頁にハイブ…

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たまに聴くレコード

最近はレコードに針を落とす機会がめっきり減ってしまった左近治。デジタル音声こそが全て!とばかりに盲信してしまいがちな現代社会であるものの、同じアルバムのCDとレコードを聴き比べしてみてもCDでは聴こえにくい音がレコードにおいて再現力がアップすることなど多々あります。もちろんレコードを聴くためのカートリッジ、リード、ケーブル類などの特性が…

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英語は簡単!?

小学校から導入されようとしている英語。 まあ、試験的に採用している学校もあるとは思うんですが、高校に進学するひとも非常に多く、その後大学に行かなくとも大抵の人は中学・高校と英語を習っているはずなのに、社会では殆ど通用しないというのをまざまざと知ってきた左近治。 例えば英語で道を訊ねられて、「3つ目の角を左に曲がって」と伝えた…

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ノクターン、かぁ

そういやMOTUのPerformer(DPじゃないですよ)に付いてきたMIDIファイルってショパンのノクターンだったっけ(笑)。 90年代前半にはミシェル・ンデゲオチェロとハービー・ハンコックのコラボの「Nocturnal Sunshine」という名曲もありました。 いや、今回「ノクターン」に想うのは、Novationの「N…

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インストカラオケ

曲には唄がなかろうがメロディ(主旋律)は大概の曲が備えているもので、インストゥルメント曲だと、メロディそのものに存在感を見出さずに敬遠する人すら居ます。 メロディのない、和声だけの曲だって存在するものですが、メロディが提示してくれる音や歌い手が歌う歌詞の誘いがないと曲を知れないというタイプの人の方が大半なのではないかと思うのです。…

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お茶の間デジタルの弊害

チョット前はカセットウォークマン三昧だったのが今やiPodだぜベイベー。 レコード屋は「CDショップ」と来たモンだ。 横浜某所の大型レコード店で飾ってあった等身大の小泉今日子1stアルバムの宣材に、人目もはばからず抱きついたこともある学生時代(もちろんひとりでやっているワケではありません)もあった左近治が懐かしいぜと来たモン…

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蓜島邦明が楽しみ

「NIGHT HEAD」というドラマ、覚えておられる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。遡ること、もう15年ほど。フジテレビが最も面白かったと個人的には感じている時代。今の我が家では最も見ていないテレビ局(!)になってしまったんですが。 まあ、15年ほど前を振り返ると私はMacに夢中の頃で、メインアプリケーションはPerform…

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メジャー7thで遊べなくなる人

やれツーファイヴだのドミナント7thでは水を得た魚のように躍動感溢れるほどのバップ・フレーズやらを醸し出す人は多いものの、メジャー7thとか出てくると途端に落ち着きを取り戻してクロマチックに遊べなくなってしまって、遊ぶにしても勝手に他のモードを想起している人が実に多いものです。 メジャー7thとはいえ母体となるトライアドがマイナー…

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ハイサンプルレート周波数で制作する理由

生のソースを録音するなら高音質の恩恵というのは非常に大きいワケでありますが、左近治が着うた制作する上では殆ど生の素材は扱わず、殆どはソフト・シンセやソフト・サンプラーの類でオケを作っていくワケであります。生素材の録音と比較すれば音質差というものは大きくはないものの、それとて十分出音で違いを認識できるくらいは差異感はあるものです。 …

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NI KOMPLAINT

音取ってナンボと言いつつも、別に音取れない人をイジメているワケではないのですよ。その能力は各自の努力によって向上させられるのは確かなワケですからね。 和声そのものに耳が傾かなければ自ずと音色面に耳が持っていかれる、と。古さを感じさせるアンサンブルの音だと毛嫌いしてしまい、ついつい最近の音楽ばかり聴いてしまう、と。最新の音楽が全て悪…

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音取ってナンボ

あらゆる音楽を耳コピして制作に勤しんでいるワケでありますが、人によっては耳コピ自体が苦手な人もおります。正直言ってしまえば負け組ですな。でも、そんな負け組連中の人も、自分の欠点を知りつつ、自分の得意である楽器やフレーズに耳を頼りにして音を取るというワケですね。私の周囲にもそういう人たちというのは沢山おります。 負け組がナンボのモン…

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イナタ目

そういやYMO関連曲はアレコレ着手しているにも関わらず、一向にリリースされないのはどういう事か!?と思われる方もいるとは思うんですが、別にYMO関連に限らずどのアーティストでも難産なのが左近治の制作裏舞台でありまして(笑)。 うる星やつらで言えば、私のスタンスは「あたる君」。常に目移りしているというスタンスなので、三歩歩くともう違…

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精神の壁

マハビシュヌ・オーケストラじゃないですよ。 Solid State Logic社(以下、SSL)からフリーのプラグインである「X-ISM」なるものがリリースされておりました。一体これはどういう用途なのかというと、例えばDAWアプリケーションで完結させた2ミックスのPCMオーディオファイルにはよくあることなんですが、デジタルクリップ…

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変性意識下のマロ

トラジャ。 トラジャ・コーヒーという名前を耳にしたことがあると思いますが、そこに「マロ」と呼ばれるダンスが存在するんですな。まあ、いわゆる「トランス状態」であるんですが、踊る人達は実は流血してるんですね(笑)。だけど、トランス状態のそれが踊っている最中に治癒させてしまうという、変性意識の齎すパワーというのは尋常ではないのが分かると…

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ラウドネス曲線を意識する

ラウドネス曲線ってぇのは簡単に言えば、ある音を聴いた時にそのトータル音量の増減によって、特定周波数が人間の耳にはどういう風に聴こえるか、というこってす。 つまり、音量絞ると低域が不足する(ように感じる)、高域は耳につきやすい、と。 それが音量(音圧)によって特性がコロコロ変わるわけですな。つまり音作りする際モニタリングレベル…

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マジ曲連発開始直前(笑)

明日のリリースからチョイとばかりマジ曲の比率を高めてリリースする予定であります。とりあえずはお楽しみというコトで、詳細は後日色々語っていこうかな、と思っております。 まあ、80s関連を多くしていこうかな、と(笑)。どちらかというとDXサウンドに侵されていないタイプの曲とか多目に扱いたいなあと思っているワケですが、でもやっぱりDXサ…

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