扨て、Finale開発終了のアナウンスから2ヶ月ほど経った事もあり、私としても彌々Doricoを覚える必要があろうと判断し、所有してはいたものの殆ど弄らぬままにしていたDoricoに重い腰を漸く上げて作業に勤しむ事となるのですが、33年使い続けたFinaleを一気に捨て去る事が出来るほど他のソフトが育っている部分があるのかというとそれ…
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扨て、私のブログでは2024初頭には『Fineleで微分音を取扱うという事』と題して四分音入力のそれをYouTube動画と連動で解説していたものでしたが、2024年8月末に多くの人がご存知である様に、Finaleが開発終了をアナウンスした事に依り多くのFinaleユーザーが路頭に迷う事になったのは記憶に新しい事でありましょう。
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Finaleが開発を終了し、Steinberg社のDoricoを推奨して来た件については方々で話題になり、毎日新聞でも取り上げた位のニュースとなり衆人の耳目を集めたのは記憶に新しい所でありますが、現Finaleユーザーがバージョン27へ更新していない場合、これまで作成して来たファイル(.musおよび.musxファイル)の再現性をMus…
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IVEの日本向けEPとして2024年8月28日発売を前にYouTubeにてMVが先行公開された訳ですが、兎にも角にも本曲の日本語歌詞の乗せ方の巧みさには大きな衝撃を受けた事で本記事では「CRUSH」について縷々個人的な感想を述べて行こうと思います。
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厭な報せは唐突なばかりに訪れる物ですが、今回の報せというのは《楽譜制作ソフトの雄「Finale」の開発終了》という物であり、これは寝耳に水でした。まあ、遅々として変わり映えしないアップデートに痺れを切らしていたので《もしや!?》とも思っていたのですが、まさか開発中止に追い込まれる様になるとは思いも因らない出来事でありました。次の公式表…
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ポリクロマティックとは《複数の音律が併存する》事であり、それぞれが全く異なる音律による併存もあれば、同一の音律が異なる基準ピッチで併存するという状況もあります。
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以前にも《短和音上でのアウトサイド・アプローチ》にまつわる様な事は述べましたが、今回はあらためて、クロマティック・メディアント的に一時的な転調の介在という状況でアウトサイドという状況を見るという説明をして行こうと思います。
今回は譜例動画用のデモをYouTubeにアップした事もあり、その譜例動画と併せて確認し乍ら以下に説明して…
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今回は、YouTubeでの私のチャンネルにてジョージ・ベンソンのギター・ソロをアップした事もあり、その譜例動画解説をして行こうと思います。
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本記事は、1982年6月にリリースされた高橋幸宏の3枚目のソロ・アルバム『What, Me Worry?(邦題:ボク、大丈夫)』に収録の「Disposable Love(邦題:使いすてハート)」の楽曲解説とする物であり、併せて私のYouTubeチャンネルにて本曲の譜例動画をアップした事による物です。
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Yellow Magic Orchestra(以下YMO)のアルバム『Technodelic』収録の「Epilogue」に用いられる微分音について語ろうかと思うのですが、本曲は坂本龍一作曲によるもので、恐らく「Prologue」や「Epilogue」は坂本本人以外の関与はほぼ無いのではなかろうかと思われる様な、アルバム収録の中でも一際…
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扨て、今回の記事タイトルにある短増三和音というトライアド(諸井三郎著『機能和声法』より)は「マイナー・オーギュメンテッド・コード=minor augmented chord」という物である訳ですが、一般的にそうそう目にする事は無いかと思います。
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ドミナント7thコードに増九度(=♯9th)が付与されたコードを「ドミナント・シャープナインス」コードと呼びますが、通俗的に知られているのはジミ・ヘンドリックスの「Purple Haze(紫の煙)」での物です。
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今回は、微分音の使用をドミナント・コード上で用いるという状況を想定した上で「四分音」=24EDOを前提に語って行こうかと思います。
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扨て今回は、当ブログに於ける過去の記事で例示した私のオリジナルのフレーズをリメイクしてYouTubeにアップしたデモの説明の為に用意する記事となります。何しろ、
《ジプシー音階を謳っているにも拘らず当のジプシー音階が使用されている様に感じられない》
と当惑されている方は少なくない事でしょう。
私の言外にある示唆とい…
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扨て今回は、YMOのアルバム『X∞増殖 Multiplies』収録の「Tighten Up(以下タイトゥン・アップ)」について語って行く訳ですが、本曲はアーチー・ベル&ザ・ドレルズ」のカヴァーであるものの、細野御大のベースはオリジナルのグルーヴをも凌駕(←完全に食ってます)する程のグルーヴを聴かせ、それを後押しするかの様に高橋幸宏のド…
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1981年に発売された高橋幸宏の3枚目のソロ・アルバム『ニウロマンティック -ロマン神経症-』には、大村憲司、フィル・マンザネラというギタリストを起用していた訳ですが、マンザネラの名があるのも驚いた物でしたが、大村憲司というギタリストの凄さをアルバムA面1曲目からあらためて思い知らされた凄いギター・ソロ。
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扨て今回は、ジョー・サトリアーニによる両手タッピングの名演のひとつとして知られる「Midnight」の譜例動画をYouTubeにてアップロードをしたので、本曲解説と併せて80年代に於けるタッピングに関する社会的な状況を縷述する事に。
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今回はYellow Magic Orchestra(以下YMO)のアルバム『BGM』に収録の、高橋幸宏作品となる「Camouflage(邦題:カムフラージュ)」について詳述していこうと思うのですが、本記事タイトルにもあるように、本曲では31等分平均律(以下31EDO)に基づいた微分音使用が顕著であるので、その辺りも詳しく語って行こうか…
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今回は、プレステ(PlayStation)用ソフト『チョロQ3』のゲーム・サントラ曲となる収録曲の1曲である「夏は夜 7/8」という楽曲の譜例動画をYouTubeにアップした事に伴い、全159小節に亙って楽曲解説をして行く事に。
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今回は「音楽用語」について色々と語って行こうと思うのですが、本記事では音楽用語を羅列するのではなく、音楽用語を《正しく》使う事の重要性と、その正しさを覚えなくてはならない後人が陥りやすい陥穽に注目していき乍ら、日頃漠然と呼んでしまいそうな誤った音楽用語や《顰に倣う》事の重要性を語って行こうかと思います。
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