"YMO関連"の記事一覧

坂本龍一に見る基底部を背かぬ属十三の形体

 今回は先頃話題にしたKYLYNの「I'll Be There」の補足ともなるのですが、本記事タイトルにしている事からもお判りになる様に、坂本龍一の自筆譜から読み取る事と、私が以前載せていたコード譜のそれと整合性が取れないのではないか!? と疑問を抱く方が居られたのでその辺りを払拭してもらう為にもあらためて「コード表記」という物をきちん…

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5連符の実際

 少し前に当ブログにて、1拍5連符の応用例として他の符割との違いをベースのフレーズにて紹介した事がありましたが、その前にもヴィニー・カリウタを例に挙げたりして不定期乍ら左近治は5連符ネタを扱っておりますので、興味のある方は今一度ブログ内検索をかけてお読みいただけると助かるワケですが、5連符というものは実に奥深いからこそついついこうして注…

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梅はまだか!? ビートニクスはまだか!?

 この春、梅の開花は遅く、やはり今年は例年より寒かったのだと痛感しますが、なにせ私は寒い時が好きなモノでして、過去を振り返るにしても冬の記憶は執拗なほどにこびりついております(笑)。  扨て此処の所、高橋幸宏と鈴木慶一のデュオ・ユニットであるザ・ビートニクスがNHKやBSフジで最新アルバムや嘗てのYMO並行期の1st時代のカヴァー…

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グレッグ・フィリンゲインズ

扨て、今回は少々小難しい楽理的側面の話題は置いといて、グレッグ・フィリンゲインズというプレーヤーについて語ろうと思うんですが、何の脈絡も無しに語るのではなくて、ソコには一応左近治なりの理由があって語るワケでございます(笑)。

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夏場にグッタリ

私は「夏」という季節は好きなんですが、ヒューメディティーな空気にはトコトン弱いのでついついグッタリしてしまうワケでありまして、コレが音楽制作にはとっても芳しくない状況を生んでしまうというワケであります(笑)。

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アブドゥーラ・ザ・ブッシャー

扨て、「Sweet Illusion」の楽曲解説の続きを語ることにします。 前回のブログでは渡辺香津美のギター・ソロの38小節目に見られる特異な音列について語ったのでありますが、とりあえず今回は曲の一連の9小節単位のコード進行を大局的に見ることとなりますが、少々重要な点があるのでそれについて述べておこうかな、と。

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YMOのテクノポリスについて

チョット前にテクノポリスをリハーモナイズさせたコード進行を載せた時があったと思うんですが、コンディミをモードスケールとして用いたりする話題やら、特殊なモード導入など色んな側面で語っていたこともあって、あの時に表記したコード表記というのは実は、そういった特殊なモードを想起しやすいように「敢えて」一般的なコード表記を避けて表記していたことも…

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「sonatine」/ 坂本龍一  アルバム「BTTB」より

まず始めに語っておかなくてはなりませんが、数多くある坂本龍一関連の楽譜や本人の解説による著書など、私はそれらに目を通しておらずCDだけを頼りにして自分なりの考察となっているところは注意してもらいたい点であります。 それらの著書や楽譜の解説と比較して異なる解釈があるかもしれませんが、それはご容赦ください。 とりあえず今回は懐か…

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YMOの「NEUE TANZ」(=新舞踊)にヒントがあったリバーブ設定

え〜、リチャード・アルダーソンのミックス関連の続きをば。 先のグローヴァー・ワシントンJrのソロ・アルバム「Come Morning」収録の「Making Love To You」を中心に語りたいと思いますが、私がこのアルバムに入れ込むのはその音もさることながら、ミックスにおいて非常に興味深いワザを確認することができたからなのであ…

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ベースから見た「La Rosa」

前回の続きで、今回は加藤ローサもとい「La Rosa」についてガッツリ語ろうかと。で、今回はベースから見た考察です。 原曲で弾いているのは御大細野晴臣。この方のグルーヴといい、音選びといい、モード・チェンジが激しい中でのそれらの裏打ちされたテクニックと音選びetc、細野氏のプレイはこの曲に限ったことではありませんが、本当に凄いです…

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高橋幸宏 「La Rosa」を作ってみて

扨て、明日4月18日はリリース日。とりあえず4曲の予定ですが、おそらく、ちょっとコア目なYMOファンの方々には楽しんでいただける日ではないかと思います。 まずはEFXシリーズではsus4を用いたクリシェを使った、ちょっぴり脳幹直撃系なエレクトロというかオルタナ感を演出しながらチープでkinkyなリフにしてみましたぞ、と。この手のク…

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高橋幸宏 ~「ユキヒロ」時代の「Mirrormanic」~

4月11日リリース予定曲について。 ココ最近では少なめの4曲のリリースとなっておりまして、まず1つは先週ローファイな音でリリースしたジョンスコの「Wabash」の通常ミックスにてリリース、と。6連符と5連符の中抜き系のイナタいフレーズはお判りいただけたでしょうか?昔ヴィニー・カリウタの話題でも述べた5連符の「そこんトコ」フレーズ…

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いらいら

iTunes Storeを何気なく眺めていたら、目に飛び込んできたのが新盤追加にて懐かしのアルバム はっぴいえんどの1stアルバム、通称「ゆでめん」が! 着メロ時代に「春よ来い」をリリースしている左近治でありますが、本アルバムで左近治が最も好きな曲は「いらいら」。annoying この曲は、御大細野晴臣の作曲。しかもア…

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教授

先週、今週と「戦メリ」のサントラに含まれる佳曲「Last Regrets」をリリースしているのでありますが、時期を考えれば「Merry Christmas Mr. Lawrenceの方じゃないの?」とお叱りを受けるかもしれませんけどね(笑)、そっちの方は着メロ時代に「着メロとしての在り方」としてやるだけのことはやったという充足感がありま…

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理想は、セニョール・ココナッツ

扨て扨て、明日8月3日はリリース日じゃないでゲスか!1週間は早いモノだなあと痛感しつつ、とりあえずお知らせしておかねばなりませんね。 明日は悟生楽横町の方で2曲リリースの予定でして、 ・千のナイフ(Electro Mix)/YMO ・味楽る!ミミカNo.1(Electro Latin Mix)※サビ部分 という内容に…

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七夕にYMOネタでも

久しぶりにYMOネタでも語るとします(笑)。 昨日のNHK、先のMM、パシフィコ横浜での模様を中心に放送されておりましたね。見逃した方は、とりあえずNHKさんですので再放送があると思います(笑)。それと、本日はスカパー721chでYMOを見ることができますぞ、と。老婆心ながらお知らせしておきますね(笑)。 そういや左近治のT…

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坂本龍一を徹底分析 ~Elastic Dummy編~

先ほど録画していたなでしこジャパンのアウェーでのメキシコ戦を見終えたばかりの左近治です。こんなにめでたい試合をリアルタイムで観なかったのは惜しいモノですが、トシ取るとですね、新聞配達屋さんが動き出しそうな時間帯まで起きているってェのは結構ツライものでして(笑)。釣りとなるとそんなコトないんですけどね(笑)。 まあ、昔は60時間くら…

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不定期ながらYMOネタでも

コツコツと時間をかけながらリリースを急いでいるワケでもなく着うた用としてリリースを予定しているYMO関連作品はありましてですね、まあそのままお蔵入りしてしまう可能性があるのは否めませんが(笑)、一応、こーゆーのを裏舞台では手がけていますってェのをハナシの種として語っておこうかな、と。 左近治はスティック中毒でもあるんで、まんまYM…

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YMOを語ってみまひょ(3)

YMOシリーズは2で終わるはずだったのに、やっちまいました!左近治。訂正しなければならないというか、加筆しなければならないことがありんす。 え~、坂本龍一の「lorenz and watson」についてですね。Bメロディック・マイナーを思わせる~というクダリの部分。 もっと親和性の高い音階があるぢゃないかッ! Bハーモ…

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