マーカス・ミラーのベース・ソロを解説(Instant Relief / Tom Scott)

 2025年11月11日の「ベースの日」に合わせてYouTubeにて譜例動画のアップを企図していた私でありましたが、その譜例動画というのがトム・スコットのライヴ・アルバム『Apple Juice』収録の「Instant Relief」でのマーカス・ミラーのベース・ソロでありました。取り敢えずは無事にアップロードに至ったので、譜例動画の解説記事として楽曲を小節順に説明して行こうと思います。 …

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シンセ・ベースとベース・シンセの代表曲

 今回は、シンセ・ベースが楽曲を彩っているタイプの好例となる代表曲をいくつか取り上げようという試みであるのですが、表題の「シンセ・ベース」と「ベース・シンセ」とはどう違う物なのか!? という所も多いに疑問を抱かれるかと思いますので、先ずはそちらから説明して行く事にします。

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ベース・フレージングの逸脱に伴う唄心

 扨て、今回はウォーキング・ベースでの逸脱フレージングに依る物ばかりではない「逸脱」を視野に入れ乍らも、そこに「唄心」を伴う様なフレージングを心掛ける事を前提に例を挙げて語っていこうかと思います。

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Carousel / Lifesignsを聴いて

 ライフサインズ公式コメントに依るとカルーセルの冒頭のソロはギターではなくニック・ベッグスに依るチャップマン・スティックでのソロだそうでしてコレには結構度肝を抜かれたモノでした。ソロ終盤の三全音でハモらせるのはハーモナイザー的なピッチ・エフェクトではないかと思うんですが、トニー・レヴィンのクリムゾンでのエレファント・トークの様に、スティックの10弦を半音下げていたり若しくは1弦も半音下げていたり…

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80年代中期の悩ましいスラップ・ベース・サウンド

 時は1985年。私のブログを継続してお読みになられている方なら1985年という年は頻度が多く出現するのでありますが、その大きな理由のひとつに私が人生初のCDプレイヤーを手にした時であるからという物がありまして、カセットテープの再生の様に巻き戻しや早送りをする必要がなく、ましてやカセットの頭出しなど常にヘッドがテープに接して速い回転で巻かれるためヘッドの摩耗は早く進行し、いつもデンタルミラーとペ…

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GRP初期のデイヴ・ヴァレンティン

 私はこれまでマーカス・ミラー視点でのデイヴ・ヴァレンティンのソロ・アルバムを取り上げて来ておりますが、他にも過去にCD化されている「The Hawk」やらもあるんですが、このアルバムの場合はマーカス自身がまだまだ野暮ったい音の時期の頃でありましてマーカス・サウンドを堪能するにはオススメしにくいアルバムでもあったりするんです。

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ナベサダとマーカス

 嘗てはヤマハのバイクTOWNYにも起用され、資生堂では草刈正雄と共演していたナベサダこと渡辺貞夫。近年ではバイクのCMは珍しくありませんが、原付バイクを除いて日本国内におけるTV CMというのは規制されていたというのもあって、そんな中78年頃でしたか。そういう規制のかかる所でCMに起用される程知名度のあったナベサダだったワケであります。余談ですがバイクのセパハン(※左右が一体構造となっておらぬ…

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ダリル・トゥークスとマーカス・ミラー

 扨て、デイヴ・ヴァレンティンの初期GRP作品を語る上で避けることのできないアルバムをひとつ紹介しておくこととしますが、表題にある通り、ベースの視点から見た上での取り上げ方なのでデイヴ・ヴァレンティン本人を追究する方角ではないのはご容赦ください。マーカス・ミラー関連で取り上げていることなので(笑)。

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マーカス・ミラーの特徴的なプレイ

 2012年4月にはマーカス・ミラーの新作「Renaissance」というアルバムがリリースされるようでありまして、やさぐれプログレな私にしてみるとそういうタイトルはもはや別バンドをアタマの中で 描いてしまっているワケでありますが、そんな私とて四半世紀程前はマーカス・ミラー・サウンドとやらを追いかけていた事もありました。

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スラップ・ベース符割細分化の進化

 つい最近、ツイッターの方でスラップ・ベース関連の話題を語り合う事が出来たりしたのですが、例えばアクエリアス・スパークリングに本田選手が出演されているCMでは、近年あまり耳にするコトが無くなったスラップ・ベース・フレーズを聴くことのできる顕著な例なワケですね。それが亦、ガツン!と埋め尽くすタイプのガテン系なスラップなので、なんか嬉しくなっちゃうんですな。

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