定点観測が伝える客観的事実
坂本龍一に依る「スコラ 音楽の学校」が2013年に入り再び始まるコトになり、私自身この番組の趣旨が好きでこれまでも欠かさず録画してきたワケですが、どの回にも言える事なんですが、受講生の側に居る人は学ぶ事が多過ぎるが故に素直な表現が制限されている事に気付かず結果的に自己顕示欲の方を主張したいがために表現する音が歪曲してしまっているコトへの逡巡が見られ、自身の欲求の高まりから来る表現と未知の領域への葛藤が足枷になっている部分が顕著に表れていて、そうした受講生をある程度分類・体系できているという教育者としての側面も伺い知る事ができるモノでして、あらためて教育的な側面を実感するのでありますね。