ミック・カーンの微分音演奏表記に伴う諸問題 2018年05月27日 茲最近は書評に伴う微分音の話題もあった事に伴いまして、今回はJAPANのベーシスト、ミック・カーン(Mick Karn)の演奏例について語る事に。 続きを読むread more
小方厚著『音律と音階の科学』新装版(講談社ブルーバックス)を読んで 2018年05月21日 音楽書関連の大半は隈なく目を通す私ですが意外にもこうした新書界隈は行き届かない物です。否、この経験があったからこそ今では新書界隈にも目を光らせる様に心掛ける様になったのは小方厚著『音律と音階の科学』の存在があったからこそとも言えるのでありまして、今回〈新装版〉が刊行される事を知ったのもSYZYGYSの冷水ひとみさんがTwitterにて… 続きを読むread more
金曜★ロンドンハーツと欽ちゃんの仮装大賞にみる微分音《音効》考察 2018年05月13日 今回は話題を変えて《音効》という方面の話題を語る事に。「音効」=SE というのは映画・映像放送・演劇などの界隈では能く用いられる言葉で、「音響効果」という仕事を示す事でありますが、辞書に載る様な語句と言えるまでは瀰漫していないのではないかと思います。ハリウッドでもこうした音効の仕事は専門業として存在しますし、元を辿ればトーキー音楽、歌… 続きを読むread more
杉本拓著『楽譜と解説』を読んで 2018年05月10日 私のブログは茲の処、音楽書関連書評の話題が続いているのでありますが、今回取り上げる音楽書〈杉本拓著『楽譜と解説』〉を取り上げたいが故の事だったのです。これまでの書評に関して私が述べていた脚注と出典の重要性やらシカゴ・スタイルが好みではないというそれも、今回取り上げる書籍の脚注の類が概ね愉しく読む事のできる物ではないかと思い、刊行順とし… 続きを読むread more
木石岳 著『やさしい現代音楽の作曲法』を読んで 2018年05月06日 政治学、社会学、音楽学などの界隈では「近代・現代」というキーワードは頻繁に使われる物ではありますが、それらが表わす言葉が明確に統一が図られて呼ばれている物ではありません。研究分野それぞれに各様の別けられる年代はあるとは思いますが一義的な解釈という風にはなっていない物でありますし、それらをひっくるめて「近現代」などと呼ばれる事も珍しくは… 続きを読むread more